2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧
「forward-backward」(またはalpha-beta)アルゴリズムの後ろ向き確率が求まったら、 続けて前向き確率を求める。t=2において、ラベル1の状態2にいる確率(下図の赤枠)は ①(t=1でラベル1の状態2にいる確率) * ②(遷移確率) * ③(出力確率)により求まる。 log…
HMMは2種類の確率を持つ。 遷移確率(transition probabilities) 出力確率(output probabilities) 出力確率は、HTK Bookの数式を見ていてもイメージがわきにくかったので、まとめてみた。パラメータを「NUMCEPS = 12」、「MFCC_D_A_0」で与えた時、HMMに…
音声データと、それが意味する音素や単語("ラベル"と表現する)の紐付けには、「音響モデル」を使用する。Juliusでは、音響モデルとして、HMM (Hidden Markov Model) を用いることができる。HMMは、HTK(HMM Tool Kit)を使って作成できる。モデルの学習には、…